<笑いヨガコラム>

笑いヨガの大きな目標は、『笑いから世界平和です!』

    

まずは『笑いヨガ』と『一般的な健康体操』との違いより…。

 

『一般的な健康体操』

 独りで行える体操を精神的開放が少ない状態で(集団で)行う。肉体に特化した動き。

 

一方、

『笑いヨガ』

メンタルに対しても大変有効な効果があります。日本では100万人あまりが心の病に苦しんでいるという時代。ストレス社会で健康に生きるためには肉体面のみならず、心のケアが叫ばれる時代です。核家族化、お年寄りの閉じこもり、孤独死、お若い方でも雇用の多様化により年齢問わず、独りで悩んでいらっしゃる方が増え、孤独な時代とも言われております。

 

 笑いヨガでは笑顔をエクササイズとして取り入れ、他者とのアイコンタクトも積極的に取り入れた、画期的なエクササイズ内容です。大人になるにつれて、染みついた、しがらみや抑制、を自然に外し、頭の判断ではなく、身体感覚で笑います。理論や言語の左脳を止めて、感覚である右脳を活発につかう笑い方です。子どもの無邪気さ、遊び心を喚起していきます。このような笑いのエクササイズにより、人と人との距離を近づけ、心の垣根を比較的容易に取り除くことができ、他者との繋がりを実感できます。それにより、自分はひとりじゃない、という精神的幸福感も増し、前向きな気分になり、一緒に笑った人に親しみを感じたり、人間関係をも良くしていきます。

 

 また、常日頃、なかなか出さない大きな笑い声を出すことにより、身体内面からストレスを吐き出すことができます。

 

 世界70か国で愛されている、笑いヨガでの無条件の笑いは、言語、文化、国を超えて人を繋げてくれます。一緒に笑いあう人の間に幸福感をもたらす家族的な絆と社会交流のネットワークを構築します。

 

笑いヨガの目標は、
『互いに批判しあうことなく、平等に人々が心と心がつながることであり、これこそが笑いヨガの真の意味です。』
否定的感情や考え方から心を開放し、豊かな精神性を捕り戻します。笑いヨガに参加する人々は、奪う/欲する/我儘、といった利己的な自己中心的な精神状態から、万人を受け入れる、寛大さ、思いやり、助け合いの精神、人への配慮、与える、他者をケアする、といったような豊かな精神状態へと変化していきます。それまで、ストレスや怒りの反応していたものに対しても、笑いで対応するという能力が獲得できます。

 

笑いの内なる精神は、人々に「感謝」と「許し」をもたらし、それらが人と人とを結びつける強力な道具(手段)になります。
 

 精神性へ高め、他者にも自分にも幸福を運び込める、ブータンのような幸福感溢れる地域を目指し、人と人との繋がりが薄くなっていく現代の社会問題を解決できる1つの重要な地域活動として、皆さんと笑いヨガを共に楽しんで参りたいと思います。
 

 現在では70ヶ国以上で行われている笑いヨガ。座ってでもできますので、ぜひ、年齢も問わず、国籍も問わず、地域の皆さんとともに行ってゆきましょう!


 身体も動かしますので身体心理学効果により、幸福感度をさらにあげることができます。集団心理を適切に活かしつつ、思いやりの気持ちが自然に芽生え、心をも元気にする、という点が笑いヨガの大きな長所です。